TS-453Dを買ったので評価してみる②

前回、リンクアップしなかったため、x520-da1とmikrotik crs309-1g-8s+inの間で動作実績のあったDAC(direct attach cable)をAmazonで購入。
翌朝に到着。
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さて、これに付け替えてもリンクアップせず。
難しいのかと思い、とりあえず10GbEは中断。
2.5GbEでパフォーマンステストをしてみることに。

今回はVMware ESXi 6.7の上で動いているWindows10上でパフォーマンステストをします。

パフォーマンステスト
Architecture

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今回はVMware ESXiのstandaloneサーバーにDatastoreとしてiSCSINFSとマウントして、RAIDレベルを変えながらパフォーマンスの確認をします。
VMのOSドライブはサーバーに直接接続しているNVMeストレージに配置します。
念の為、NVMe上のパフォーマンスも確認します。

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8GBと32GBで比較してます。NVMeでもSLCキャッシュが切れるところでは何だか怪しい数値になりますね。


RAID6
まず、デフォルトで設定されていたRAID6で試してみようと思います。
RAIDについての細かい解説はしませんが、ダブルパリティとなります。
個人的にはRAID6を組むのはディスク本数が10本超えてから検討するイメージがあります。
4ベイではRAID10の方がいいと思います。とは言っても、RAID10でRAID1のペアが同時に故障した悲しい体験も業務で負ったこともありますが・・。
RAID6で共通して言えたのは、おっそい
ファイルデータを用意するに8GBで15分、32GBで45分程かかってました。その間、QNAPやVMのパフォーマンスを確認するとVM->NASへの通信で17MB/s程流れ続けます。
CPU、メモリのパフォーマンス問題はなさそうに見えるし、DISK I/O待機もない。一通り準備が終わるとがっつり通信が走る模様。
2.5Gbpsが最大帯域なので、300MB/sくらいは出ればいいんですがね。。

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ベンチマーク中のパフォーマンス
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RAID6 iSCSIでのCrystal Disk markのスコア
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RAID6 NFSでのCrystal Disk markのスコア

うーん、やっぱりRAID6は書き込み性能がダメですね。次はRAID5に変更しようと思います。