ASRock 4X4 BOX-4300U/JPにESXiをインストールしようとしてハマってやめた話②
前回の記事
rayuno.hatenablog.com
そんなこんなで到着。
OSドライブ用に家にあったSSD付けてみたけど、うまく動かない。
3年位ほったらかしてたから壊れちゃってたのかな。
とりあえず動作確認へ
Windows Server 2019/2022のインストール
インストール自体はあっさり終わる。
ただログインが超難しい。
まず数秒に1回ブラックアウトしたり、まともな操作は無理という感じ。
無理矢理セーフモードで起動して、RDPオンにしてDHCPサーバーからIP拾ってきて無理矢理ログイン。
RDPなら普通に操作できるので完全にグラフィックドライバがおかしい。
後述しますが、CentOSやUbuntuを入れても同じことは起こらないし、
そもそもBIOSでも普通に表示されるから物理的破損というよりはソフトウェア的な問題。
Windows10のインストール
懐かしいね。ブラウン管テレビかよ。
Windows Serverで発生した問題に加えて砂嵐が追加されました。
Windows系のインストールのまとめ
普通に操作するのは無理。もともとそんな予定もなかったけど。
このBOXにはNICが2個ついてて、2.5GbEのLANはWindowsでも自動でドライバーのインストールはなかった。
LinuxOSのインストール
これは普通にインストールできた。ドライバもCentOS7とUbuntu20.04で試したけれど、普通に動作。
また期待通りです。画面も変にはならない。
VMware ESXiのインストール
このBOXは2個のNICが下記の感じで搭載されています。
- Realtek RTL8125BG with 10/100/1000/2500 Mbps
- Realtek R8111FPV with 10/100/1000 Mbps, support DASH function
両方ともRealtekですね。ESXiの仕様として、インストール時にネットワークアダプターが認識できないとインストールに失敗します。
そして基本的にRealtekのドライバは標準搭載されていない。
ということは自分でインストールイメージにドライバを組み込む必要があると。そこまでは知ってた。
よーしやるぞーと思って調べたらこんな記事を発見。
なんですと。。。ESXi 7.0で発生した機能削除によってカスタムイメージにNICドライバを入れることができない。
色々調べたものの、結局現在まで解消できておらず、海外フォーラムとかみても6.7で入れるしかない模様。
悲しいけれどもとりあえず6.7でインストール。普通に起動.....が、NICがVLANを喋ってくれない。
詳しくパケットキャプチャまでしていないが、Native VLANの通信は通るので、ドライバの問題ですかね・・・
色々こねくり回してもVLANが喋れなく断念。
結局最終的に行き着いた先
結局どうしたかというとProxmoxという仮想化製品を入れてみました。
www.proxmox.com
KVMベースの仮想化をしてたはずです。
初めて使ってみたけど、ちょっと癖あるけど悪くないね。Windows系は入れるときに少し手間だけど。
Windows系では驚いたことにDirectXが有効にできました。
とりあえずはこれで色々検証できる仮想環境が作れたので、良しとするかな。